今、私たちが生活しているなかで欠かせないものとなっているスマートフォンやタブレット機器。街を歩いていても電車に乗って移動していても多くの人が機器を手にし、 さまざまな情報を集めています。
中でも自分の「位置情報」を活用することで得られるサービス(カーナビ等のルート検索や交通機関の運行情報、店舗でのクーポン利用など)は私たちの生活を便利にしています。
いつでも、どこからでも、世界で何が起きているのか、どこに何があるのかといった情報を「場所」や「位置」を手がかりにして自由に使える社会「G空間社会」の実現が今、近づいてきました。
「G空間社会」とは、地図(自分の位置)や空からの映像、測位衛星(GNSS衛星)等から得られる「いつ・どこ」情報に、さらにさまざまな情報を組み合わせて利活用することでより便利で楽しいサービス、家族や生活を支える安全・安心サービスなどを誰でも受けることができる社会をいいます。
例えば、ショッピング。今では、自分がいる店舗だけではなく、その周辺店舗のお得な情報も手に入るなど…これまでより一歩進んだサービスが当たり前になっています。また、災害時にはアプリや写真を位置情報とともに活用することで家族同士での安否確認やリアルタイムでの被害状況の共有ができるなど防災面でも役に立っています。
このように「G空間社会」は、私たちの生活をより安全に、豊かにするだけでなく、新たな産業やサービスを生み出す社会の仕組みであり、これからの社会インフラのあるべき姿を描く重要な方向性の一つとして注目を集めています。
What is G-space society?
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